敬老会を開催中です
今年は9月16日が敬老の日でしたが、デイケアつむぎでは、9月24日~9月30日の期間で敬老会を開催しています。
毎日ご利用して下さっている方もいらっしゃいますが、週に1回の方もいらっしゃるので、なるべくたくさんの方に参加して頂けるように全部の曜日で開催することにしました。
午前中はいつもの活動をしていますが、昼食は特別メニューを日替わりで提供しています。
デザートは午後の敬老会のレクの後にお出しするので、お昼のお膳とは別になっています。
いつもと違ったメニューにみなさんとても喜んでいただけました。
午後からはみなさんお待ちかねの敬老会です。
ミニ縁日で楽しみながらたくさんお土産を持って帰っていただきます。
みなさん現金つかみ取りが1番気になっていたようです。
男性は手が大きいのでたくさん取っていて、「孫にあげたら喜ぶ」と言っていました。
去年よりも今年は人数が多いので、テーブルごとに参加していただき、待っている間も盛り上がっていました。
残念ながらデイケアつむぎ名物の女装男子は不参加でしたが、法被を着たスタッフがはりきって場を仕切っていました。
ひと際目立つお札柄の法被が目を引いていました。
日本では定着している敬老の日ですが、海外ではどうでしょうか?
アメリカではまだ定着はしていませんが、9月の第2日曜日が「National Grandparents’ Day(祖父母の日)」で、日本での敬老の日とほぼ同じ意味をもつ日です。1973年、ウエスト・バージニア州に住むひとりの主婦が、自分の祖父母と、ナーシングホームの孤独な老人たちのために始めた慰問活動が話題となり、各地へ広がっていったそうです。そして1978年に「年輩の人を敬う日」「孫が祖父母に対し感謝・尊敬の意をあらわす日」として、正式に制定されました。
お隣の韓国では「老人の日」と呼ばれる日があるそうですが、その存在は国民の間でもほとんど知られておらず、特にプレゼントをしたりお祝いしたりする習慣はないそうです。しかし、韓国には目上の方を敬う「仁」の思想が強く根付いているため、目上の方たちを敬い尊重するのは当たり前のことなので日頃から年長者を敬愛する文化が背景にあるからかもしれません。
中国では「重陽節」と呼ばれる旧暦で9月9日の節句を指します。昔の人が9を「陽数(奇数)」と呼ぶことから、9がふたつ重なる9月9日を「重陽」としたそうです。「茱萸節(シュユセツ)」とも称されるこの祭日は、中国古代の戦国時代にはすでに風習として定着し、漢朝(紀元前206年~紀元220年)から盛んになったそうです。現在でも重陽節の間は、高地に行ったり山登りをしたり、菊の花を観賞したり、また重陽の蒸し菓子を食べたりと、故事にならって無事を祈る人が多いそうです。そしてまた「敬老の日」でもあるこの日は、中国各地でお年寄りのためのさまざまな行事が行われるそうです。
デイケアつむぎでは随時見学を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。