技能実習生が来ました

スリランカから2名、今日からお仕事開始です。

当院に3ヵ国目の技能実習生を迎えました。
今回はスリランカです。
とても明るい2人で、何より日本語がペラペラでした。
高校を卒業後、アカリ学校(Akari private limited)という、規律の厳しい学校で日本語を勉強したそうです。
その成果はしっかり発揮されていて、話すだけじゃなく、平仮名とカタカナは読むこともできるそうです。

アカリ学校で日本語を勉強した後、介護の勉強をして、日本にやってきました。
当院に来る前にネトゥミさんは6ヵ月介護の仕事に携わっていたそうです。
シャーニカさんも、心臓の悪い祖父の介護を家族みんなでしていたとのこと。
スリランカはホスピタリティに溢れている国と言われていますが、今回当院に来てくれた2人にも当てはまっています。
日本とスリランカではベッドメイキングや声掛けなど、違うところもあるそうですが、これから日本のやり方も勉強したいと意欲を見せてくれていました。

スリランカは公用語であるシンハラ語で『聖なる光り輝く島』という意味を持ちます。
インド洋の真珠ともいわれる緑豊かな熱帯の島で、面積は北海道の約8割です。
旧国名は紅茶の種類でよく耳にするセイロンでした。
日本との時差は-3時間半ほどで、日本の正午12時はスリランカの朝8時半頃になります。
気温が高い国なので、2人は雪を見たことがないそうです。
冬になればいやというほど見ることになりますが、初雪は楽しみと嬉しそうに話してくれました。
日本と同じ仏教国で、お二人曰く、「なんでも食べれます」と、こちらの食文化も問題はなさそうでした。

日本に来て、刺身を初めて食べたそうで、エビとカニが大好きになったそうです。
スリランカにも日本食を食べれるお店はありますが、高いので地元の人はあまり行かないようです。
カレーも有名なスリランカなので、辛いものが大好きと言っていました。

今日は初日でしたが、言葉の壁がほとんどないので、コミュニケーションをたくさんとることができるので、すぐに馴染めそうです。
勤務するのは病院ではなく、当院併設のグループホームふれ愛の家ですが、介護のお仕事には変わらないので、たくさん覚えて、日本のことも当院のことも好きになってもらえたら嬉しいです。